診療案内
検診・検査
前立腺がん検診

前立腺がんを早期発見する方法の一つに、PSA検査(血液検査)があります。
PSA(Prostate Specific Antigen)とは、前立腺特異抗原のことで、前立腺だけが作り出すたん白質です。前立腺がんがある場合は、がん細胞が多量のPSAを血中に放出するため、PSA値が高くなります。そのため、PSA値が基準値を超えて高い場合は、前立腺がんほか、前立腺肥大症や前立腺炎などが疑われます。
しかしながら、PSA値が高ければ、必ずがんであるというわけではなく、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないというわけでもありませんので、あくまでも前立腺がんを発見するきっかけとなる一つの指標として捉えることが大事です。
当院では、名古屋市の前立腺がん検診(PSA検査)および、検査でPSA値が高かった場合の日帰り前立腺組織検査(生検)を実施しています。また、もしもの時の早期発見・早期治療に繋がるように、前立腺がん検診を受けるようにしましょう。
- 注意事項
- 以下に当てはまる方には検査が実施できませんのでご注意ください。
- 今年度内にすでに前立腺がん検診(PSA検査)を受けた方
- 前立腺に関する疾患で、経過観察中・治療中の方
- 尿が出にくい、頻尿、残尿感などの症状がある方
- 前立腺肥大症で、治療中の方
- AGA治療薬(フィナステリド含有)を3ヶ月以内に服用された方
膀胱内視鏡検査

膀胱内視鏡検査は尿の出口から内視鏡を入れて膀胱や尿道内部を直接観察する検査です。超音波検査(エコー)やX線検査(レントゲン)では見つかりづらいような小さな病変の早期発見・早期診断も可能です。
主に膀胱や尿道の腫瘍、間質性膀胱炎などの疑いがある際に行うことが多く、また、血尿の原因を調べるために使用することもあります。
当院では、硬性膀胱鏡だけでなく、細くて柔らかい軟性膀胱スコープもございますので、硬性鏡に比べて痛みを抑えた検査が可能です。軟性膀胱スコープと硬性膀胱鏡は、それぞれ特性がありますので、検査の目的や性別に合わせて選択いたします。
膀胱内視鏡検査で診断できる主な疾患
- 膀胱腫瘍
- 前立腺肥大症
- 膀胱結石
- 膀胱憩室
- 間質性膀胱炎 など
ブライダルチェック

ブライダルチェックというと、女性が受けるものと思う方が多いかもしれません。しかしながら、カップルが将来子供を持つにあたって、男性側がブライダルチェックを受けることも一般的になってきました。
男性・女性ともに性感染症に感染していても気づかないまま生活しているケースも多く見受けられますが、場合によっては性感染症の影響により、不妊に繋がる可能性もあります。
パートナーへの思いやりや妊娠・出産への前準備として、ブライダルチェックを受けて、自分の健康を確認してみてはいかがでしょうか。